森の宴(天秤座新月の詩)

*この詩は2018.10.9の天秤座新月イベントで参加者の皆さんから

 1つずつ、言葉をいただいて創った詩です。

 紫色の文字がいただいたことばです。

 次回は10/25 のおうし座満月の詩です。(10/24 23:59までこちらよりお申し込みいただけます。)


 

『森の宴』

 

秋鱧、銀杏、舞茸、あけび

秋の天ぷらお品書き

 

「今夜は舞茸がオススメですよ」

 

こんな天然モノは

滅多に入らぬという

大将がそう言うのなら

頼んでみるか

 

うやうやしく

漆の盆にのせられ

運ばれてきたそいつは

冠のように

はりだした傘に

衣をまとい

ほくほくとたてる湯気が

崇高な森の気高さすら

醸し出していた

 

ごちそうを

育む森のこと

大きなミズナラの巨木に

抱かれていたという

うんちくと一緒に

 

サクリ。

 

森は

山のオヤジと

大将経由で

家族に

と団欒のときを

もたらした

 

 

今日は銀婚式

 

 

カウンターで

ひとりオヤジが

ニヤリとする

幸せそうに

ぐびりと

ビールを飲んで

 

 

鈴木 心彩

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